ピアノをお勧めする理由

ピアノの音色が素敵

ピアノをおすすめする理由の１つに、楽器自体の音色が魅力的な点が挙げられます。
重厚な低音からきらびやかな高音まで、一つの楽器で様々な音程を組み合わせて一人で演奏することができます。

クラシックのプロのピアニストが出す音色はもちろん素晴らしいですが、ジャズでもポップスでも、小さな子供のつたない演奏でも、ピアノの音色は素敵です。

また、同じピアノで同じフレーズでも演奏しても、人によって全く違う音色が現れます。

可愛らしい音、深いあたたかい音、鋭く激しい音、不気味な音、宗教的な雰囲気を思わせる崇高な音、、、
タッチや力加減、力を加える方向を工夫することで、１つの楽器から様々な音色を引き出せることがピアノの魅力です。

ピアノはソロだけでなく、他の楽器の音色と合わさっても魅力を発揮します。
私は小さな頃からピアノの音色を毎日毎日聴いて慣れ親しんでいるはずなのに、中学生になった頃から、ポップスなどのバンド演奏の中にピアノの音色がたまにキラッと聴こえてくるのが、曲全体を輝かせているようで大好きでした。

ソロでもアンサンブルでも、ピアノの演奏ができると素敵だと思いませんか？

ピアノを演奏するということは、

①楽譜を目で見て
②脳がその情報を理解して、身体の各部分に指令を出し
③脳をコントロールしてピアノを弾き
④イメージ通りの音になっているか耳で確かめつつ、目は次の音符を追いかける

この４つを動作の流れを瞬間的に連続して行なっています。

ピアノを演奏するということは、脳のトレーニングを行なっているのと同じです。

指は「第２の脳」と言われるくらい、脳の働きと密接な関係があります。
人の指先はとても敏感で多くの刺激を脳に送っています。
指先を積極的に使うことで、脳と指との間に強固な回路ができ、指が滑らかに動くようになったら、ネットワークがつながった証拠です。

毎日練習を続けることで、指先から脳に刺激が伝わるネットワークは、より強固になります。