ピアノ未経験だった大人の生徒さん　始めて６ヶ月　 ストリートピアノでも堂々と演奏します

ストリートピアノを気軽に楽しんで

富山市藤の木、新庄小学校区にある　まきのピアノ教室　牧野尚美です。
駅や空港、街中など、自由に演奏できるピアノを設置している場所が増えましたね。
テレビやネットで流れる映像からも、世界各地でさまざまな年代の方がストリートピアノで演奏することを楽しみ、たくさんの方が足を止めて聴き入っている様子がよくわかります。
そして、改めてピアノの音色ってすてきだなと感じます。

ストリートに出没中。未経験から6ヶ月でこんなに上達しました

「彩りの日々」I Giorni   / Ludovico Einaudi ルドヴィコ・エウナウディ

驚くことに、ピアノを習い始めたのはたったの６ヶ月前。
20代のTさんはストリートピアノの映像を見て、あんなふうにピアノを弾けたらと思い、ルドヴィコ・エナウディの「彩りの日々」を選びました。
これまでピアノはまったくの未経験、楽譜の読み方もわかりませんでした。

初めて弾く曲にしてはかなり難易度が高いので、嫌にならないかな（笑）と思いましたが、「新しくこの部分が弾けるようになりたい」「もっとスムーズに弾きたい」など、いつも向上心に満ちあふれていました。
手の形や力の入れ方、スムーズに弾く練習方法などを次々と習得され、次の週にはかなり弾けるようになっていて、レッスンの度に私がびっくりしていました。

ストリートで積極的に演奏することでテクニックが格段に上がる

Tさんは習い始めて1ヶ月ほどですぐ、駅に設置しているピアノを早速弾きに行かれました（笑）
すごいメンタル！
その後も週に数回、ストリートピアノで人前で積極的に演奏することで、確実にテクニックが上がりました。
人に気持ちよく聴いてもらう演奏にするには、

・何度もミスをして弾き直しをしない
・テンポが一定でスムーズに流れるように
・きれいな音で
・ペダルの踏み替えで音が濁らないように

など、最低限このような点に気をつけたいのですが、実際に上手な方の演奏を目の当たりにしたことで、より実感できたようです。
目標となる演奏を意識することができ、あっという間にミスがほとんど無くなり、テンポも一定になりました。
ペダルを踏み替えることはなかなか難しかったのですが、ゆっくりと手足の動きを確認しながら、かなり効果的にペダルを踏むことができました。
目標を高く設定し、たくさんの努力を続けることで、短期間で上達することができました。

大人の生徒さんは、好みや目標、生活スタイルに合わせて楽しんで

大人の生徒さんは現在９名。
皆さん、好みや目標に合わせて、取り組んでいるジャンルもそれぞれ違います。

クラシックを学んでいる方の曲の一例は、モーツァルトの「トルコ行進曲」、レオポルド・モーツァルトの「メヌエット」、ショパンの「エチュード」「ノクターン遺作」「バラード１番」、ラヴェルの「亡き王女のパヴァーヌ」、ツェルニー30番、リスト=シューマンの「献呈」、リストの「コンソレーション３番」、ベートーヴェン「ピアノソナタ悲愴」などなど。
ご自分で挑戦したい曲を選ばれる方が多いです。
もちろん、まったくの初心者の方も基礎的なものから始められます。

また、ピアノ弾き語りでビートルズの「Something」、森山直太朗の「さくら」、サイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」、
映画「ひまわり」主題歌、スタジオジブリ作品より久石譲の「あの夏へ」などなど。

ご自分の生活スタイルに合わせて、60分間×月3、4回　の方や、45分間×月2回など、ペースもいろいろです。
教室の発表会でコンサートホールで演奏することを目標とする方、ご自分だけでひっそりと楽しんで続けられる方、飲食店やライブ会場で音響機器も使って演奏される方など、目標設定も自由です。

最近、大人の楽しみでピアノを始められる方がとても増えています。
毎日の生活の中に音楽がある生活って、とても素敵ですね。
ネットの動画などで気軽に音楽を聴いて楽しむこともできますが、実際にピアノを弾くことで、楽器を鳴らす指の感触を味わったり、生の楽器の音色の美しい響きを感じることができます。
繰り返し練習して弾けるようになる喜びは、初心者も上級者も関係なく、楽器を演奏した人にしか味わえない特別の感情です。
ご興味のある方、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。

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