日本バッハコンクール　全国大会　金賞！

日本バッハコンクール公式HP

富山市藤の木小学校区、新庄小学校区にある　まきのピアノ教室　牧野尚美です。
まきのピアノ教室始まって以来のすごいことが、またまた起こっていますっっ笑

小学６年生の男の子が、日本バッハコンクールに挑戦し、
全国大会　5,6年生C部門で金賞をいただきました。

バッハのフランス組曲第３番の、アルマンドとサラバンドで挑みました。
Y君は、フランス組曲を演奏するのが初めてでしたが、アルマンドの美しく繊細な旋律、サラバンドの荘重で少し憂いのある表現をじっくりと作り上げてきました。
サラバンドのテンポは、かなりゆっくりにしてアルマンドと雰囲気を違わせ、ほかの出場者とも差をつける作戦です。

レッスンのときも毎回動画を撮って何度も見返したり、グランドピアノで練習できる施設に通ったりして、かなり弾き込みました。

コンクール当日の過ごし方　イメージトレーニングも大事

お父様がおっしゃるには、コンクール当日、東京の練習スタジオで練習しているときから「神がかっていた」そうです！笑
そこで、本番前にあまりたくさん弾きすぎるとかえって疲れてしまってよくないので、練習を止めてすぐホテルに戻り（えっっ？）、
最後のレッスン動画を２回も連続で見てから（えーー？笑）本番を迎えたそうです。

そのせいか、本番の演奏もまた「神がかっていた」らしい、、、
お父様、ナイス判断！

お父様は日頃からレッスンにも熱心に付き添われ、練習の様子もいつも気にかけ、お子さんのことを知り尽くしていたからこその、お見事な判断でした！

審査員の先生からの講評より

たくさんの嬉しいお言葉と、今後の課題をいただきました。
演奏の中で大事にしてきたことが評価され、たいへんうれしいです。

【アルマンド】
○とても感性のある方ですね、良い流れでした。
○細かなニュアンスも光っていました。
○左右の歌が丁寧に表現され、良い音色感、立体感がありました。
○テンポの安定、リズムの正しさ、音の豊かさが良い。

△フレーズが短い
△クレシェンドするときは音の動きを追いながら

【サラバンド】
○テンポが良い。
○この年齢でこのゆっくりのテンポは、音の持続性が心配されますが、見事に埋めて濃厚な響きで弾けていました。
○ゆったりとした流れでたっぷりとした歌を感じます。
○音楽的にまとまっていました。
○フレーズが長くとれていて良い。

△もっとなめらかに
△３拍子の流れを作って、フレーズの方向性が見えても良いのでは
△ここまで弾けるのなら、ゆっくりのテンポの中での流れやニュアンスの豊かさを求めたくなります。

YouTube表彰式？

審査結果はなんとYouTubeで発表、今どきですねぇーと感心しながらドキドキ発表を待つと、、、

こんな感じで発表されました。
お見事金賞！おめでとうございます。

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