第７回さくらピアノコンサートに出演しました

2020/10/11 2022/01/03

富山市藤の木小学校区、新庄小学校区にある　まきのピアノ教室　牧野尚美です。
10/11（日）新川文化ホール　小ホールで開催された、第7回さくらコンサートに、小学1年生のMちゃんと小学5年生のYくんが出演されました。
小学生から大人までオーディションで選ばれた13名の皆さん素晴らしい演奏でした。
この中で演奏できたことが嬉しく思います。

小１Mちゃんは、プロコフィエフのこどものための音楽より「タランテラ」と湯山昭お菓子の世界より「ポップコーン」の２曲の演奏です。

小１Mちゃん　プロコフィエフ　「タランテラ」こどものための音楽より

タランテラは速いテンポの中で怖そうな雰囲気と陽気な場所が入り混じっていて、変化をつけられるようにじっくりと取り組んできました。

小１Mちゃん　ポップコーン　湯山昭　お菓子の世界より　演奏動画

ポップコーンは、半年ほど前、まだ年長さんのときに仕上げた曲を再度演奏することにしました。
指の力もついて表現力がさらに高まっています。
中間部の優しいメロディが、やわらかな音で歌えるようになりました。

学びの森ピアノフェスティバル　定番曲で高評価をいただきました

学びの森フェスティバル審査結果さくら音楽賞受賞者

さくらコンサートは、先月9/6に開催された学びの森ピアノフェスティバルで「さくら音楽賞」を受賞された方々の演奏会です。
講評委員は山本次郎先生、中沖いくこ先生、大野由加先生でした。
最近のコンクールやオーディションでは、小学生でもこんなに難しい曲を弾くのかとびっくりするような選曲を耳にする機会が増えました。
いわゆるこの学年ならこの定番曲、というような曲を選曲した場合、もっと大人びた難易度の高い曲が続く中、なかなか目立つことは難しくなります。

しかし、小５のYくんはあえてド定番曲（笑）のバウムクーヘン！
オーディションの小５の選曲としてはむしろ難易度低いとみなされ、さくら音楽賞に選ばれないのでは、、、と心配しました。
だって他のコンクールの課題曲だったんだもーーん（笑）

音を味わう楽しみをアピールできました

小五，小６は難解な曲や技巧的な曲を選曲する中、Yくんのバウムクーヘンの演奏は、音色の美しさや表現力の高さ、曲全体のまとめ方に高評価をいただきました。
曲の雰囲気を十分理解して演奏を楽しむような余裕のある表現が、良い印象だったのかなと思います。

中沖いくこ先生の総評より

難しい曲を（テクニック的に）選ばれる方が多くて、「この年齢でこんな曲！？」と驚くほどでした。
しかし、それゆえ弾きこなすことに精一杯で、その方の良さが残念ながら伝わってこない結果になっている人もいらっしゃいました。
無理のない選曲をされて、音色や歌い方の研究をたくさんすると、もっと幅が広がり、もっと音楽が楽しくなると思います。
スポーツの様ではなく音を味わう楽しみをもう少しゆったりと感じてもいいのではないでしょうか。
これからの皆さんの活躍が楽しみです。
今日は本当にお疲れさまでした。